「KBS World Guide June 2008, Vol. 20」ソ・ドヨンインタビュー記事掲載
KBS World Guide June 2008, Vol. 20

定価:315円
バックナンバー購入はこちらです
http://www.kbsworldguide.com/backnumber.asp
P6~9 ソ・ドヨンインタビュー記事4ぺージ掲載




春の日に出会った微笑
ソ・ドヨン
Text : Yang Ji-Yeun Photo : 鄭金信豪
シットコムに出演して、図太くなりました
ソ・ドヨンは、カメラに愛される被写体だ。モデルだったというのもうなずけるスラリとしたスタイルに色白の小さな顔、そしてなによりもすばらしいのが、彼の明るく華やかな表情だ。ユン・ソクホ監督の季節シリーズ4部作の中で、そんな彼にぴったりの作品は、やはり「春のワルツ」しかない。
春にしては少し熱いと感じられたこの日、ソウル弘益大前の小さなカフェで、ソ・ドヨンに会った。カメラに向かってポーズを決めたあとは、必ず写真の出来栄えをチェックするという細かい性格。ドラマで見せていたもの静かな姿も、彼の実際の性格とはそれほど変わらないという。「もの静かな性格がラブストーリーを演じるうえで役立ったと思います。でも、シットコム「止められない結婚」に出演したときは、自分のそういう性格を変えようと努力していたんです。その甲斐あってか、今では演技に図太さも出るようになったんじゃないかなと思います。」
ロマンチックな青年ピアニストから、成金の母親の望みどおりメスを持つようになった整形外科医に変身したソ・ドヨンにとって(実際、彼の子どものころの夢は医者だったそうだ)、シットコムへの出演は楽しかったが、演技自体はそう簡単なものではなかったそうだ。「コメディというジャンルは、本当に大変でした。不自然ではない演技で、見ている人に共感してもらいたい、そんな演技で笑いをとりたいと思っていました。」
彼は、シットコムへの出演オファーがあったとき、「30代中盤になったら、シットコムに出演するのも難しいだろう」と考え、出演を決めた。その後は、「フレンズ」(米NBC/94)など、普段から楽しんで見ていたシットコムを何度も見て、その感覚を学んだのだそうだ。「シットコムに出演したことで、自分の演技に瞬発力がついたと思いますし、演じる時もアイデアもいろいろ浮かぶようになりました。何よりも、人々の日常生活を演じる際に、自然な演技ができるようになったと思います。」
彼が演じているワン・ギベクは、父親不在の家の長男で、母親には夫の役割、弟たちに対しては父親の役割を努めなければならないという責任感をもった青年だ。「一家の長男らしい、毅然とした強靭な姿を見せることに重点をおいていましたが、愛する女性の前では、穏やかで弱い面も見せましたよ。」
演技に対する意欲が強く、ジャンルにこだわらず挑戦したい役柄も多いが、ラブストーリーには是非もう一度挑戦したいそうだ。「演技ってすればするほど難しいです。経験していかなければならないことも、学ぶべきことも多いですよ。だけど、演じることって、本当におもしろいんです…。」
サプライズイベントでびっくりさせますよ!
日本のファンについては、話したいことがたくさんあるという彼は、感謝の言葉を何回も繰り返していた。「「止められない結婚」を撮影していたとき、韓国まで応援に来てくれたファンの方がいらっしゃったんです。会える時間が1時間ぐらいしかなかったのに、僕を見るためにはるばる来てくれたんですから、本当に感謝の言葉しか出てきません。」
また、「もうすぐ生まれてくる2人目の子どもの誕生日はソ・ドヨンと同じ日になりそうだ」と手紙をくれたお母さんファンも記憶に残っているという。彼とファンの話をしていると、最後は決まって「ファンのみなさんが喜んでくれているのかどうか気になる」「その後、どんなふうにしているのか知りたい」という話になる。
しかし、5月に東京で、6月には神戸で行われるファンミーティングについては、まだ一切、秘密なのだそうだ。「ちゃんと準備していますよ。サプライズイベントでみなさんをビックリさせますよ!」
ドラマ、映画、アニメーションなど、さまざまなジャンルの日本の作品に接してきた彼が好きな日本の俳優は、オダギリジョー。「外見も、演技もとても格好いいですね。上野樹里は僕の好きなタイプの女性です。ものすごい美人であるとか、すごくかわいいタイプより、魅力がある女性が好きです。明るく朗らかな笑顔がかわいい人ですね。」
雪が多い小樽と札幌が好きだという彼だが、今後、日本を訪れたら、必ずやりたいことがあるという。「ショッピングがしたいです! ここ1年、まったくできませんでしたから。」
彼の次の出演作は今のところ未定だ。「映画になるかドラマになるかは、まだわかりません。「この役を演じてみたい」…それが、作品を選ぶ基準になると思います。」まだスクリーンデビューしていない彼の夢は、映画だ。「感動を与えられる俳優になりたいです。また、何十年過ぎても、何度でも見たくなるような映画に出演したいですね。」
この20代の新人俳優に、自身の演技哲学を聞くと、躊躇することなく「リアリティ」だと答えた。「俳優がキャラクターの感情を感じられなければ、視聴者もそれを感じることはできません。実体験をして演じる俳優もいますが、それよりも心で感じて演技することが大切だと思っています。」大学では演技映画を専攻している彼は、きっと優秀な学生に違いない。
日本のファンミーティングでサプライズイベントを準備中…
“ファンの愛が、ソ・ドヨンを存在させてくれる”
プロフィール省略
P10~11 「止められない結婚」紹介記事2ページ紹介

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P6~9 ソ・ドヨンインタビュー記事4ぺージ掲載




春の日に出会った微笑
ソ・ドヨン
Text : Yang Ji-Yeun Photo : 鄭金信豪
シットコムに出演して、図太くなりました
ソ・ドヨンは、カメラに愛される被写体だ。モデルだったというのもうなずけるスラリとしたスタイルに色白の小さな顔、そしてなによりもすばらしいのが、彼の明るく華やかな表情だ。ユン・ソクホ監督の季節シリーズ4部作の中で、そんな彼にぴったりの作品は、やはり「春のワルツ」しかない。
春にしては少し熱いと感じられたこの日、ソウル弘益大前の小さなカフェで、ソ・ドヨンに会った。カメラに向かってポーズを決めたあとは、必ず写真の出来栄えをチェックするという細かい性格。ドラマで見せていたもの静かな姿も、彼の実際の性格とはそれほど変わらないという。「もの静かな性格がラブストーリーを演じるうえで役立ったと思います。でも、シットコム「止められない結婚」に出演したときは、自分のそういう性格を変えようと努力していたんです。その甲斐あってか、今では演技に図太さも出るようになったんじゃないかなと思います。」
ロマンチックな青年ピアニストから、成金の母親の望みどおりメスを持つようになった整形外科医に変身したソ・ドヨンにとって(実際、彼の子どものころの夢は医者だったそうだ)、シットコムへの出演は楽しかったが、演技自体はそう簡単なものではなかったそうだ。「コメディというジャンルは、本当に大変でした。不自然ではない演技で、見ている人に共感してもらいたい、そんな演技で笑いをとりたいと思っていました。」
彼は、シットコムへの出演オファーがあったとき、「30代中盤になったら、シットコムに出演するのも難しいだろう」と考え、出演を決めた。その後は、「フレンズ」(米NBC/94)など、普段から楽しんで見ていたシットコムを何度も見て、その感覚を学んだのだそうだ。「シットコムに出演したことで、自分の演技に瞬発力がついたと思いますし、演じる時もアイデアもいろいろ浮かぶようになりました。何よりも、人々の日常生活を演じる際に、自然な演技ができるようになったと思います。」
彼が演じているワン・ギベクは、父親不在の家の長男で、母親には夫の役割、弟たちに対しては父親の役割を努めなければならないという責任感をもった青年だ。「一家の長男らしい、毅然とした強靭な姿を見せることに重点をおいていましたが、愛する女性の前では、穏やかで弱い面も見せましたよ。」
演技に対する意欲が強く、ジャンルにこだわらず挑戦したい役柄も多いが、ラブストーリーには是非もう一度挑戦したいそうだ。「演技ってすればするほど難しいです。経験していかなければならないことも、学ぶべきことも多いですよ。だけど、演じることって、本当におもしろいんです…。」
サプライズイベントでびっくりさせますよ!
日本のファンについては、話したいことがたくさんあるという彼は、感謝の言葉を何回も繰り返していた。「「止められない結婚」を撮影していたとき、韓国まで応援に来てくれたファンの方がいらっしゃったんです。会える時間が1時間ぐらいしかなかったのに、僕を見るためにはるばる来てくれたんですから、本当に感謝の言葉しか出てきません。」
また、「もうすぐ生まれてくる2人目の子どもの誕生日はソ・ドヨンと同じ日になりそうだ」と手紙をくれたお母さんファンも記憶に残っているという。彼とファンの話をしていると、最後は決まって「ファンのみなさんが喜んでくれているのかどうか気になる」「その後、どんなふうにしているのか知りたい」という話になる。
しかし、5月に東京で、6月には神戸で行われるファンミーティングについては、まだ一切、秘密なのだそうだ。「ちゃんと準備していますよ。サプライズイベントでみなさんをビックリさせますよ!」
ドラマ、映画、アニメーションなど、さまざまなジャンルの日本の作品に接してきた彼が好きな日本の俳優は、オダギリジョー。「外見も、演技もとても格好いいですね。上野樹里は僕の好きなタイプの女性です。ものすごい美人であるとか、すごくかわいいタイプより、魅力がある女性が好きです。明るく朗らかな笑顔がかわいい人ですね。」
雪が多い小樽と札幌が好きだという彼だが、今後、日本を訪れたら、必ずやりたいことがあるという。「ショッピングがしたいです! ここ1年、まったくできませんでしたから。」
彼の次の出演作は今のところ未定だ。「映画になるかドラマになるかは、まだわかりません。「この役を演じてみたい」…それが、作品を選ぶ基準になると思います。」まだスクリーンデビューしていない彼の夢は、映画だ。「感動を与えられる俳優になりたいです。また、何十年過ぎても、何度でも見たくなるような映画に出演したいですね。」
この20代の新人俳優に、自身の演技哲学を聞くと、躊躇することなく「リアリティ」だと答えた。「俳優がキャラクターの感情を感じられなければ、視聴者もそれを感じることはできません。実体験をして演じる俳優もいますが、それよりも心で感じて演技することが大切だと思っています。」大学では演技映画を専攻している彼は、きっと優秀な学生に違いない。
日本のファンミーティングでサプライズイベントを準備中…
“ファンの愛が、ソ・ドヨンを存在させてくれる”
プロフィール省略
P10~11 「止められない結婚」紹介記事2ページ紹介
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「Showbiz Korea 29」ソ・ドヨンインタビュー記事掲載
Showbiz Korea 29

定価:900円
詳細はこちらをご覧ください
http://arirangsuper.com/product_info/?pid=3581&sm=v
P22~25 ソ・ドヨンインタビュー記事4ページ掲載


止められない、ソ・ドヨンのワルツのような日々
取材イ・ギョンヒ 写真キム・ジェソン 場所提供FRADIA
ユン・ソクホ監督の四季シリーズ最終章、「春のワルツ」で一躍トップに躍り出たソ・ドヨン。新人だった彼は、この作品を終えてしばらくの間、高熱でうなされ続けていた。彼をトップスターの座へと導いたラッキーな作品だったのは確かだが、新人であったゆえに、その余情は楽しいことばかりでもなかった。自分に向けられた期待が大きいことを知っていたからだ。ソ・ドヨンは、「今考えてみると、撮影中は思ったように出来ていなかった気がします。劇中のユン・ジェハというキャラクターに縛られて過ごしていました。ジェハは、暗くて色んな面で気が小さく、冷たい人物でした。そのため、同じように行動しなくてもいいのに、普段からそんな姿を見せなければと思いこんでいたのです。当時は、堅苦しくて冷たい人間として過ごしていたと思います。」と語った。
彼は、1か月前にやっと「春のワルツ」の第1話をDVDで見たのだと言う。「DVDをつけましたが、私のシーンが出て電源を切ってしまいました。とても見られませんでした。ユン・ソクホ監督は本当にすごいですね。自分でも演技力が足りないと思うのに、それを信じて20話もの量を引っ張っていこうと思えることがです。本当にすごい方です。私はまだ「春のワルツ」に近づくと震えてしまうのですが、とてもありがたく大切な作品です。」
そしてソ・ドヨンは「春のワルツ」を脱ぎ捨て、シットコム(シチュエーション・コメディの略)「止められない結婚」の衣装に着替えた。前作では痛みを背負った暗いイメージだったが、今回はそれこそ軽快なワルツ風だ。究極の貧乏に苦しみながら、紆余曲折の末にお金持ちになったシム・マルニョン女史(キム・スミ)。彼女が上流階級へ挑むストーリーを描いたこの作品で、ソ・ドヨンはシム・マルニョン女史の愛する長男でもあり、整形外科医も勤めるワン・キベク役で出演する。
ソウルの漢江(ハンガン)を背景に、「止められない結婚」に出演しているソ・ドヨンのインタビューを行った。現場に到着した彼は、前回のインタビュー時よりもさらにはっきりと明るい表情を見せていた。良いことがあったのかと尋ねると、「私はもともと明るいんですよ。」とさらりとかわされた。それでは、ソ・ドヨンとの軽快なインタビューをお届けしよう。
漢江沿いの公園は久しぶりですか?
漢江が好きなので、しょっちゅう来ています。押鴎亭(アックジョン)洞や、蚕院(チャモン)洞付近の漢江公園によく来ますね。一人で来ることもあれば、友人達と来ることもあります。
人々に気付かれると思いますが、不便ではありませんか?
(あはは)あまり気付かれないですね。少し着飾ると気付かれます。撮影の時はコンタクトレンズを使っていますが、普段はかなり視力が低いので分厚いメガネをかけています。また、帽子もかぶっているので気付かれないみたいです。漢江公園に出てきて運動したり、頭がごちゃごちゃしている時に散歩して考えをまとめたりします。
「春のワルツ」の後、ブランクが長かったですね。どのように過ごしましたか?
作品をいくつか検討してみましたが、上手くいきませんでした。私が置かれた立場もあり、製作会社のせいでもありました。以前、チャン・ドンゴン先輩が、人と人が出会うのが縁であるように、俳優が作品と出会うのも縁なのだとおっしゃっていました。作品というのは、演じたいと思って必ずできるものでもありません。お互いがよく合えばこそ、良い作品になるのだと思います。
「止められない結婚」がすでに中盤に差し掛かりました。初めてのシットコムですがどうですか?
実は、最初は難しい部分もたくさんありました。けれど今はストーリーも安定してきて、各キャラクターがそれぞれのカラーを掴み始めました。引き続き、反応は良くなっていくと思います。
ワン・キベクというキャラクターの魅力は何ですか?
明るいキャラクターが一番大きな魅力ですね。また、ワン・キベクはソ・ドヨンととても似ていました。一家の長男として両親に対する気持ちも同じで、今の私に近い姿をお見せできて良かったです。
「春のワルツ」のイメージが強かったので、シットコムへの出演は意外でした。
私はまだ、私だけのキャラクターを持っていないのだと思います。いくつかの作品に出演もしましたが、ちゃんとした作品は「春のワルツ」だけでした。固定したイメージが無いので、シットコムへの出演は簡単でした。これから歳をとっていくとシットコムへの挑戦は難しくなるだろうとも考えました。殻を破りたいというのが、「止められない結婚」に惹かれた一番の理由ですね。
「止められない結婚」で自らが変わった点があるとすれば?
かなり余裕が生まれましたが、まだまだですね。先輩方を見ていると、余裕たっぷりにそのキャラクターを楽しんでいるみたいです。また、若い後輩でも余裕を持って気楽に楽しみながら演じている人もいます。特に「止められない結婚」に出ている後輩たちを見ながら、そんなところを見習ったりしています。
実際のところ、「春のワルツ」が新人にとっては大きな作品でした。そのため、本人の思いに関わらず、ソ・ドヨンという俳優に“主人公”のタイトルを期待したようです。ご自身ではいかがですか?
私は全くそんなことありません(固く)。キャラクターが良ければさらに良いのですが、作品が良ければどんな役柄も十分にこなせると思っています。
週5日も放送するシットコムなので、撮影スケジュールもかなり辛いと思いますが。
1週間のうちほぼ6日は撮影をしてきました。最近はスケジュールを調整して、それぞれの俳優が1,2日は休めるようにしています。う~ん。それと、普通は女優さんと仲良くなって単にご飯を食べるだけでも、マネージャーがいないと会えないのですが、「止められない結婚」の女優さんたちはそんなことありませんでした。気楽に、撮影以外の場所でも会ったりしました。俳優同士でお酒を飲みに行くことも多いです。大体、1週間に1回は行きます。それで肌の調子が悪くなりましたね。もともとは白玉みたいだったのに(笑)。本当に肌の調子が良くないです。
先輩のキム・スミ(シム・マルニョン女史役)さんとの演技はどうですか?
大先輩で、演技が素晴らしいです。ところが、時々演技しながら一人で笑うのです。次に出てくる演技があまりに面白いからなんだそうです。子どもみたいにイタズラもしますが、仕事中は本物のプロそのもので尊敬しています。
NGが一番多いのは誰ですか?
(恥ずかしそうに笑いながら)あはは、私が一番多いですね。
シットコムとドラマの一番の違いは何ですか?
まず難しい点は、ドラマの場合は前半と後半の流れが続いて絶頂に達すると、感情が爆発するパワーがあるのですが、シットコムは感情が高まっていく時間がほとんどありません。雰囲気が、全体的に軽くて弱いところがあります。長所だと思うのは、先に出てきた難しい場面もカバーできる現場でのアドリブや、躍動感がはるかに強い点ですね。センスが良くてその場の波に乗れる俳優なら、十分に自分の力量で表現できます。私が演じたワン・キベクというキャラクターは、アドリブで演じるには少し限定的な人物でした。常に芯が強くて、きっちりしたイメージなので、むやみにアドリブが出来ませんね。
先日放送されたソ・ドヨンさんのキスシーンが話題ですね。
おかしなことに、私がキスするシーンが出るたびに話題になっている気がします。「春のワルツ」の時もそうでした。う~ん。個人的にドラマや映画で感情が一番高まった美しいシーンが、キスシーンだと思います。そのため演じる時もそういったことを考えています。
ソ・ドヨンさんの夢見る“愛”とは?
一番大切なのは幸せな家庭だと思います。小さい頃からそう思っていました。どんな富や名声より、私は幸せな家庭を築きたいですね。友達みたいで兄弟のようでもありながら、一方でお姉さんのように楽でいられる女性に出会いたいです。お互い助け合い、頼れる相手にもなりたいですね。芸能人カップルだと、ション(ジヌション)とチョン・ヘヨン先輩夫婦ですね。ションさんはいつも娘さんを抱っこして歩いているのですが、それがとても微笑ましいです。さらに結婚記念日には、1輪のバラから始まって毎年1輪ずつ増やしながらプレゼントしていると聞きました。最近チョン・ヘヨンさんが書いた文を見たのですが、「私に1輪のバラで感動をくれる人で感謝しています。」とあって本当に感動しました。他にも2人でボランティア活動もするなど、本当にそんな風になれればと思う方々です。
現在、ソ・ドヨンさんにとって一番大切なものは何ですか?
「止められない結婚」がある程度落ち着いてきたので、次の作品の準備をしようと思います。これからは本物の演技をしっかりお見せできると思います。
男前ですね。自分が魅力的だと思う瞬間は?
過大評価ですよ。う~ん、時々そう思うこともあります。シャワーしている時、笑っている時はそう見えたりします。(恥ずかしそうな表情で)
ソ・ドヨンさんにはセクシーな魅力があまり無いようですが。
あはは、無ければ本当に困りますね。すごく痩せていて、運動は続けているのに骨が細いので少しすらりとして見えます。早く鍛えて、近いうちにモムチャンスターで誕生する予定です。
演技者というトンネルの中で、自分の位置はどの辺りだと思いますか?
まだ入り口にいると思います。「春のワルツ」は入り口が見えた時期で、今やっとその入り口に来たと思います。これからその道を一生懸命歩いて行かないといけないと思っています。まだ、スターという言葉には慣れませんね。
これから演じたいキャラクターは?
強烈な印象の邪悪な悪役を演じたいです。
ファンの皆さんに必ず伝えたいことは?
私が辛くて迷いが生じた時に、一番力をわけて下さるのがファンの皆さんです。ファンの皆さんがいらっしゃるというのは、幸せで嬉しいことですね。私ができることは、良い作品でお応えすることだと思います。ずっと見守りながら、その場所にいて下されば本当に嬉しいです。
読者プレゼント
ソ・ドヨン直筆サイン



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P22~25 ソ・ドヨンインタビュー記事4ページ掲載


止められない、ソ・ドヨンのワルツのような日々
取材イ・ギョンヒ 写真キム・ジェソン 場所提供FRADIA
ユン・ソクホ監督の四季シリーズ最終章、「春のワルツ」で一躍トップに躍り出たソ・ドヨン。新人だった彼は、この作品を終えてしばらくの間、高熱でうなされ続けていた。彼をトップスターの座へと導いたラッキーな作品だったのは確かだが、新人であったゆえに、その余情は楽しいことばかりでもなかった。自分に向けられた期待が大きいことを知っていたからだ。ソ・ドヨンは、「今考えてみると、撮影中は思ったように出来ていなかった気がします。劇中のユン・ジェハというキャラクターに縛られて過ごしていました。ジェハは、暗くて色んな面で気が小さく、冷たい人物でした。そのため、同じように行動しなくてもいいのに、普段からそんな姿を見せなければと思いこんでいたのです。当時は、堅苦しくて冷たい人間として過ごしていたと思います。」と語った。
彼は、1か月前にやっと「春のワルツ」の第1話をDVDで見たのだと言う。「DVDをつけましたが、私のシーンが出て電源を切ってしまいました。とても見られませんでした。ユン・ソクホ監督は本当にすごいですね。自分でも演技力が足りないと思うのに、それを信じて20話もの量を引っ張っていこうと思えることがです。本当にすごい方です。私はまだ「春のワルツ」に近づくと震えてしまうのですが、とてもありがたく大切な作品です。」
そしてソ・ドヨンは「春のワルツ」を脱ぎ捨て、シットコム(シチュエーション・コメディの略)「止められない結婚」の衣装に着替えた。前作では痛みを背負った暗いイメージだったが、今回はそれこそ軽快なワルツ風だ。究極の貧乏に苦しみながら、紆余曲折の末にお金持ちになったシム・マルニョン女史(キム・スミ)。彼女が上流階級へ挑むストーリーを描いたこの作品で、ソ・ドヨンはシム・マルニョン女史の愛する長男でもあり、整形外科医も勤めるワン・キベク役で出演する。
ソウルの漢江(ハンガン)を背景に、「止められない結婚」に出演しているソ・ドヨンのインタビューを行った。現場に到着した彼は、前回のインタビュー時よりもさらにはっきりと明るい表情を見せていた。良いことがあったのかと尋ねると、「私はもともと明るいんですよ。」とさらりとかわされた。それでは、ソ・ドヨンとの軽快なインタビューをお届けしよう。
漢江沿いの公園は久しぶりですか?
漢江が好きなので、しょっちゅう来ています。押鴎亭(アックジョン)洞や、蚕院(チャモン)洞付近の漢江公園によく来ますね。一人で来ることもあれば、友人達と来ることもあります。
人々に気付かれると思いますが、不便ではありませんか?
(あはは)あまり気付かれないですね。少し着飾ると気付かれます。撮影の時はコンタクトレンズを使っていますが、普段はかなり視力が低いので分厚いメガネをかけています。また、帽子もかぶっているので気付かれないみたいです。漢江公園に出てきて運動したり、頭がごちゃごちゃしている時に散歩して考えをまとめたりします。
「春のワルツ」の後、ブランクが長かったですね。どのように過ごしましたか?
作品をいくつか検討してみましたが、上手くいきませんでした。私が置かれた立場もあり、製作会社のせいでもありました。以前、チャン・ドンゴン先輩が、人と人が出会うのが縁であるように、俳優が作品と出会うのも縁なのだとおっしゃっていました。作品というのは、演じたいと思って必ずできるものでもありません。お互いがよく合えばこそ、良い作品になるのだと思います。
「止められない結婚」がすでに中盤に差し掛かりました。初めてのシットコムですがどうですか?
実は、最初は難しい部分もたくさんありました。けれど今はストーリーも安定してきて、各キャラクターがそれぞれのカラーを掴み始めました。引き続き、反応は良くなっていくと思います。
ワン・キベクというキャラクターの魅力は何ですか?
明るいキャラクターが一番大きな魅力ですね。また、ワン・キベクはソ・ドヨンととても似ていました。一家の長男として両親に対する気持ちも同じで、今の私に近い姿をお見せできて良かったです。
「春のワルツ」のイメージが強かったので、シットコムへの出演は意外でした。
私はまだ、私だけのキャラクターを持っていないのだと思います。いくつかの作品に出演もしましたが、ちゃんとした作品は「春のワルツ」だけでした。固定したイメージが無いので、シットコムへの出演は簡単でした。これから歳をとっていくとシットコムへの挑戦は難しくなるだろうとも考えました。殻を破りたいというのが、「止められない結婚」に惹かれた一番の理由ですね。
「止められない結婚」で自らが変わった点があるとすれば?
かなり余裕が生まれましたが、まだまだですね。先輩方を見ていると、余裕たっぷりにそのキャラクターを楽しんでいるみたいです。また、若い後輩でも余裕を持って気楽に楽しみながら演じている人もいます。特に「止められない結婚」に出ている後輩たちを見ながら、そんなところを見習ったりしています。
実際のところ、「春のワルツ」が新人にとっては大きな作品でした。そのため、本人の思いに関わらず、ソ・ドヨンという俳優に“主人公”のタイトルを期待したようです。ご自身ではいかがですか?
私は全くそんなことありません(固く)。キャラクターが良ければさらに良いのですが、作品が良ければどんな役柄も十分にこなせると思っています。
週5日も放送するシットコムなので、撮影スケジュールもかなり辛いと思いますが。
1週間のうちほぼ6日は撮影をしてきました。最近はスケジュールを調整して、それぞれの俳優が1,2日は休めるようにしています。う~ん。それと、普通は女優さんと仲良くなって単にご飯を食べるだけでも、マネージャーがいないと会えないのですが、「止められない結婚」の女優さんたちはそんなことありませんでした。気楽に、撮影以外の場所でも会ったりしました。俳優同士でお酒を飲みに行くことも多いです。大体、1週間に1回は行きます。それで肌の調子が悪くなりましたね。もともとは白玉みたいだったのに(笑)。本当に肌の調子が良くないです。
先輩のキム・スミ(シム・マルニョン女史役)さんとの演技はどうですか?
大先輩で、演技が素晴らしいです。ところが、時々演技しながら一人で笑うのです。次に出てくる演技があまりに面白いからなんだそうです。子どもみたいにイタズラもしますが、仕事中は本物のプロそのもので尊敬しています。
NGが一番多いのは誰ですか?
(恥ずかしそうに笑いながら)あはは、私が一番多いですね。
シットコムとドラマの一番の違いは何ですか?
まず難しい点は、ドラマの場合は前半と後半の流れが続いて絶頂に達すると、感情が爆発するパワーがあるのですが、シットコムは感情が高まっていく時間がほとんどありません。雰囲気が、全体的に軽くて弱いところがあります。長所だと思うのは、先に出てきた難しい場面もカバーできる現場でのアドリブや、躍動感がはるかに強い点ですね。センスが良くてその場の波に乗れる俳優なら、十分に自分の力量で表現できます。私が演じたワン・キベクというキャラクターは、アドリブで演じるには少し限定的な人物でした。常に芯が強くて、きっちりしたイメージなので、むやみにアドリブが出来ませんね。
先日放送されたソ・ドヨンさんのキスシーンが話題ですね。
おかしなことに、私がキスするシーンが出るたびに話題になっている気がします。「春のワルツ」の時もそうでした。う~ん。個人的にドラマや映画で感情が一番高まった美しいシーンが、キスシーンだと思います。そのため演じる時もそういったことを考えています。
ソ・ドヨンさんの夢見る“愛”とは?
一番大切なのは幸せな家庭だと思います。小さい頃からそう思っていました。どんな富や名声より、私は幸せな家庭を築きたいですね。友達みたいで兄弟のようでもありながら、一方でお姉さんのように楽でいられる女性に出会いたいです。お互い助け合い、頼れる相手にもなりたいですね。芸能人カップルだと、ション(ジヌション)とチョン・ヘヨン先輩夫婦ですね。ションさんはいつも娘さんを抱っこして歩いているのですが、それがとても微笑ましいです。さらに結婚記念日には、1輪のバラから始まって毎年1輪ずつ増やしながらプレゼントしていると聞きました。最近チョン・ヘヨンさんが書いた文を見たのですが、「私に1輪のバラで感動をくれる人で感謝しています。」とあって本当に感動しました。他にも2人でボランティア活動もするなど、本当にそんな風になれればと思う方々です。
現在、ソ・ドヨンさんにとって一番大切なものは何ですか?
「止められない結婚」がある程度落ち着いてきたので、次の作品の準備をしようと思います。これからは本物の演技をしっかりお見せできると思います。
男前ですね。自分が魅力的だと思う瞬間は?
過大評価ですよ。う~ん、時々そう思うこともあります。シャワーしている時、笑っている時はそう見えたりします。(恥ずかしそうな表情で)
ソ・ドヨンさんにはセクシーな魅力があまり無いようですが。
あはは、無ければ本当に困りますね。すごく痩せていて、運動は続けているのに骨が細いので少しすらりとして見えます。早く鍛えて、近いうちにモムチャンスターで誕生する予定です。
演技者というトンネルの中で、自分の位置はどの辺りだと思いますか?
まだ入り口にいると思います。「春のワルツ」は入り口が見えた時期で、今やっとその入り口に来たと思います。これからその道を一生懸命歩いて行かないといけないと思っています。まだ、スターという言葉には慣れませんね。
これから演じたいキャラクターは?
強烈な印象の邪悪な悪役を演じたいです。
ファンの皆さんに必ず伝えたいことは?
私が辛くて迷いが生じた時に、一番力をわけて下さるのがファンの皆さんです。ファンの皆さんがいらっしゃるというのは、幸せで嬉しいことですね。私ができることは、良い作品でお応えすることだと思います。ずっと見守りながら、その場所にいて下されば本当に嬉しいです。
読者プレゼント
ソ・ドヨン直筆サイン


「韓流ぴあ 冬号 2008年 1/5号」ソ・ドヨンインタビュー記事掲載
韓流ぴあ 冬号 2008年 1/5号

定価:780円
詳細はこちらをご覧ください
http://www.pia.co.jp/info/hanryupia071130/071130.html
P29 ソ・ドヨンインタビュー記事1ページ掲載

mydaily特派員レポート4 ソ・ドヨン主演最新作はシットコム!
「止められない結婚」
長男ワン・ギベク役 ソ・ドヨン インタビュー
「今は変化が必要な時期。本当の僕は明るい性格なんです」
――恋愛ドラマ「春のワルツ」で名が知られ、「止められない結婚」でカムバックすることになりました。このドラマを選んだ理由は?
「運命だと思います。今回の作品に出演することになって、良い縁ができたようで嬉しいです。今は変化が必要な時期だと思いました。これまでの僕は、すべてが揃っている金持ちの息子か、いつも悩みを抱えているような青年の役が多かったんです。今までの自分の出演作を振り返ってみると、演じた役のイメージから抜け出すことが難しくなりそうに思えました。でも、本当の僕はそうじゃありません。明るい性格なんです。今回演じる「止められない結婚」の長男ワン・ギベクは、いつも悩んでいそうな雰囲気の男ではなく、少し変わっている男です。母親にとっては夫のような頼もしい息子なんですが、時には笑いを誘うような役です」
――シットコムというジャンルは初めての挑戦ですね。
「幼いときからシットコムに一度出演してみたかったんです。それに、年を取ったらなぜかできないようなジャンルだという気もしました。もちろん、今回演じる長男役も気に入っています。長男ワン・ギベクは美容整形外科医なんですが、長髪のお医者さんって見たことないような気がして、長かった髪も短く切りました」
――イ・ジョン、キム・ドンウク、イ・ジェジンと共に4兄弟として出演していますが、弟たちとの共演はどうですか?
「実生活でも僕は長男で、弟がいます。イ・ジョンとは同い年なので親しい仲です。三番目のキム・ドンウクとも一緒に酒を飲みながら親しくなりました。兄弟は皆親しくやっています。イ・ジョンの誕生日にはパーティを開いて一緒に祝いました」
――ソ・ドヨンさんは「春のワルツ」が日本でも放送され、多くのファンを得ているということですが?
「韓国では古いと思われるかもしれない、胸の痛む恋物語を、日本の方々には真剣に受け入れてもらえたようです。日本は好きです。日本に行ったときは刺身をたくさん食べたし、鰻丼やうどんなど、日本の料理もたくさん食べてみました。行った場所で気に入ったのは札幌。雪が多くて、とても好きになりました。それに、露天風呂の経験も格別でした。料理を湯船に浮かべてくれて、それぞれが区切られたプライベートな空間でくつろげるのが印象的でした」
――今後の抱負をお聞かせください。
「久しぶりにドラマの撮影をやってみると、やはり僕は現場がとても好きなんだと実感します。これから6か月間は幸せな日々を送れそうな気がします(笑)ので、撮影に頑張って臨みます。「春のワルツ」のときは、何の準備もないまま、いきなり初めての主演でスタートし、事故にも遭ったので、人生で最も大変な時期だったと思います。でも、それを乗り越えると物事がスムーズに行きはじめたし、余裕も出来ました。今回はこれまでのイメージとは違った、少し風変わりな面白い姿で登場します。これからも変わらぬ愛をお願いします」
P111 読者プレゼント
ソ・ドヨン サイン色紙2名様 サイン入りポラロイド1名様


定価:780円
詳細はこちらをご覧ください
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P29 ソ・ドヨンインタビュー記事1ページ掲載

mydaily特派員レポート4 ソ・ドヨン主演最新作はシットコム!
「止められない結婚」
長男ワン・ギベク役 ソ・ドヨン インタビュー
「今は変化が必要な時期。本当の僕は明るい性格なんです」
――恋愛ドラマ「春のワルツ」で名が知られ、「止められない結婚」でカムバックすることになりました。このドラマを選んだ理由は?
「運命だと思います。今回の作品に出演することになって、良い縁ができたようで嬉しいです。今は変化が必要な時期だと思いました。これまでの僕は、すべてが揃っている金持ちの息子か、いつも悩みを抱えているような青年の役が多かったんです。今までの自分の出演作を振り返ってみると、演じた役のイメージから抜け出すことが難しくなりそうに思えました。でも、本当の僕はそうじゃありません。明るい性格なんです。今回演じる「止められない結婚」の長男ワン・ギベクは、いつも悩んでいそうな雰囲気の男ではなく、少し変わっている男です。母親にとっては夫のような頼もしい息子なんですが、時には笑いを誘うような役です」
――シットコムというジャンルは初めての挑戦ですね。
「幼いときからシットコムに一度出演してみたかったんです。それに、年を取ったらなぜかできないようなジャンルだという気もしました。もちろん、今回演じる長男役も気に入っています。長男ワン・ギベクは美容整形外科医なんですが、長髪のお医者さんって見たことないような気がして、長かった髪も短く切りました」
――イ・ジョン、キム・ドンウク、イ・ジェジンと共に4兄弟として出演していますが、弟たちとの共演はどうですか?
「実生活でも僕は長男で、弟がいます。イ・ジョンとは同い年なので親しい仲です。三番目のキム・ドンウクとも一緒に酒を飲みながら親しくなりました。兄弟は皆親しくやっています。イ・ジョンの誕生日にはパーティを開いて一緒に祝いました」
――ソ・ドヨンさんは「春のワルツ」が日本でも放送され、多くのファンを得ているということですが?
「韓国では古いと思われるかもしれない、胸の痛む恋物語を、日本の方々には真剣に受け入れてもらえたようです。日本は好きです。日本に行ったときは刺身をたくさん食べたし、鰻丼やうどんなど、日本の料理もたくさん食べてみました。行った場所で気に入ったのは札幌。雪が多くて、とても好きになりました。それに、露天風呂の経験も格別でした。料理を湯船に浮かべてくれて、それぞれが区切られたプライベートな空間でくつろげるのが印象的でした」
――今後の抱負をお聞かせください。
「久しぶりにドラマの撮影をやってみると、やはり僕は現場がとても好きなんだと実感します。これから6か月間は幸せな日々を送れそうな気がします(笑)ので、撮影に頑張って臨みます。「春のワルツ」のときは、何の準備もないまま、いきなり初めての主演でスタートし、事故にも遭ったので、人生で最も大変な時期だったと思います。でも、それを乗り越えると物事がスムーズに行きはじめたし、余裕も出来ました。今回はこれまでのイメージとは違った、少し風変わりな面白い姿で登場します。これからも変わらぬ愛をお願いします」
P111 読者プレゼント
ソ・ドヨン サイン色紙2名様 サイン入りポラロイド1名様

「KOREAN WAVE 31」ソ・ドヨンインタビュー記事2ページ掲載
KOREAN WAVE 31

定価:1,365円
出版社: 近代映画社
発売日: 2008/11
http://www.amazon.co.jp/KOREAN-WAVE-31%E2%80%95%E9%9F%93%E5%9B%BDTV-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%89%B9%E7%B7%A8%E7%89%88/dp/4764882183
魅かれる男、2009
人気シットコム「止められない結婚」のイケメン男子インタビュー集
「コーヒープリンス1号店」のキム・ドンウク、「春のワルツ」のソ・ドヨン、FT Islandのイ・ジェジンら注目の若手スターが共演した話題のシットコム「止められない結婚」がいよいよDVDリリース。アットホームな雰囲気の中、コメディー演技を大いに楽しんだという彼らのスペシャル・インタビューをお届けします。
P46~48 キム・ドンウクインタビュー記事3ページ掲載
P49 キム・ジョンウクインタビュー記事1ページ掲載
P50~51 ソ・ドヨンインタビュー記事2ページ掲載


優等生でエリート医師の長男ギベク役ソ・ドヨン
たった一人にでもいいから感動や幸せを与えられる俳優になりたい
エリートのギベクが”壊れていく”面白さを見てもらいたい
映像の魔術師と呼ばれるユン・ソクホ監督の「春のワルツ」で主役のジェハに抜擢され、繊細な演技を披露。日本のファンに「王子」と呼ばれるようになったソ・ドヨン。そんな彼が次回作に選んだのはコメディ作。それまでの落ち着いた雰囲気とはがらりと違う、コミカルな演技が話題を呼んだ。
「デビュー当時から、シットコムというジャンルに興味があったんです。お話をいただいたときは、「春のワルツ」のイメージから抜け出したいと思っていたところでしたし…。ほら、ジェハのイメージって、けっこう暗いじゃないですか(笑)」
「春のワルツ」のソ・ドヨンを考えると、少し意外な選択の気がするが……。
「まず、「止められない結婚」を見る前に、「春のワルツ」のイメージを消していただければと思いますね。そうすると、ギベクという男の魅力がストレートに伝わると思います。ギベクは学歴も高く、ジェントルで親孝行な善き息子、善き兄です。そんな彼が、置かれた状況によって、見た目とはまったく違う行動をする。言ってみれば”壊れていく”わけです。そこが演じ手としても面白いところでしたし、彼の魅力だと思っています」
コメディ演技が一番難しいと口にする俳優は多い。また、シットコムではアドリブ演技が要求されることも多いと聞く。難しさを感じることはなかったのだろうか。
「最初は、今まで見せたことがない表情を作るとか、見た目にわかる面白さを表現しようとしていました。でも、それはレベルの低い笑いだった。状況に合った演技をした方が、ストレートに笑いを提供できると知りましたね。また、ジェハという枠を壊せると思って作品に挑んでいたのですが、ほかのキャラクターに比べると、ギベクには制約が多かった。アドリブにもいっぱい挑戦したかったんですが、枠のなかでやるのは難しかったです」
整形外科医という役どころだったため、専門用語などは事前に頭に入れておいた。
「二重まぶたの手術や豊胸手術を求める人に、その手順を説明するという場面で、アドリブで全部説明したことがあります。終わったときは、みんな大歓声でしたよ」
僕はギベクほど女性の気持ちい対して鈍感じゃないですよ
取材が行われたのは9月。撮影が終わってからずいぶん時間が経っているが、撮影のエピソードを話すたびに、笑みを浮かべる。いい現場だったということを感じさせた。
「思い出深いエピソードですか? イ・ジョン君が演じるイベクと魂が入れ替わるシーンです。彼とは同い年ということもあって、すぐに親しくなったのですが、このシーンを演じるときは、ぴったりくっついて、台詞を言っては真似し合っていました。彼の癖を見つけるために、1話からそれまでの彼の出演シーンをおさらいしたり……今でもあのシーンが演じられてよかったと思っています」
イ・ジョンは本業が歌手ということもあって、撮影の合間にはギターを弾いたり、歌を歌ったりしながら、撮影現場を盛り上げてくれたそうだ。そんなイ・ジョンとの話を聞いていたら、突然ソ・ドヨンが「こんなエピソードがあります」と語り出した。
「彼が新しいアルバムを準備していた頃、キム・ドンウク君とイ・ジョン君の車に乗ったんです。そこで今回レコーディングした曲だよと、新曲を聴かせてくれたんです。タイトル曲(シングルカットする曲)だという曲はビートの激しいもので、次がバラードでした。そのバラードを聴いたとき、みんなで「バラードの方がいい! こっちをタイトル曲にしなよ!」って。そうしたら、それがタイトル曲になっていて(笑)。その曲をドラマの中でもイ・ジョン君がピアノを弾きながら歌うんです。かっこいいなって思いました」
序盤は成金セレブ母マルニョン(キム・スミ)以下4人の息子のトンデモな日常が描かれているのだが、徐々にギベクとミホの恋愛もスタート。ミホの恋心にまったく気づかないギベクには多少イライラさせられる。
「僕自身はあんなに鈍感じゃないですよ。それに、ギベクは恋人を喜ばせるためのイベントをことごとく失敗していましたが、僕はイベント好き。ちゃんと準備するので、失敗はしません。って思い出していたら胸が熱くなりました……(苦笑)」
ミホを演じたパク・チェギョンは、撮影が終わったとき「愛する家族と別れ、離婚したような気分」になったそうだ。
「僕もまったく同じ気分でした。離婚っていうより死別したような気分。やっぱり7か月も一緒にいましたから……」
対話が多かった「止められない結婚」の現場に参加したことで、楽しく演じることを学んだ。おかげで心に余裕が生まれたという。
「僕は、たったひとりの人でも感動や幸せを与えることができたら、少々の演技不足でもその俳優には価値があると思うんです。そうなれるように努力していきたいですね」
P52~53 イ・ジェジンインタビュー記事2ページ掲載
ソ・ドヨンについて語っている部分のみご紹介します。
ギベク兄さんはモデル出身じゃないですか。最初は”背が高っ!”って思ったし、クールみ見えるからどうやって近づけばいいか心配もしたんです。でも、一緒にいるうちに、素の部分というか、気さくで面白い部分が見えてきて……。けっこう照れ屋で人間味溢れる人なんです(笑)。
以上

定価:1,365円
出版社: 近代映画社
発売日: 2008/11
http://www.amazon.co.jp/KOREAN-WAVE-31%E2%80%95%E9%9F%93%E5%9B%BDTV-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%89%B9%E7%B7%A8%E7%89%88/dp/4764882183
魅かれる男、2009
人気シットコム「止められない結婚」のイケメン男子インタビュー集
「コーヒープリンス1号店」のキム・ドンウク、「春のワルツ」のソ・ドヨン、FT Islandのイ・ジェジンら注目の若手スターが共演した話題のシットコム「止められない結婚」がいよいよDVDリリース。アットホームな雰囲気の中、コメディー演技を大いに楽しんだという彼らのスペシャル・インタビューをお届けします。
P46~48 キム・ドンウクインタビュー記事3ページ掲載
P49 キム・ジョンウクインタビュー記事1ページ掲載
P50~51 ソ・ドヨンインタビュー記事2ページ掲載


優等生でエリート医師の長男ギベク役ソ・ドヨン
たった一人にでもいいから感動や幸せを与えられる俳優になりたい
エリートのギベクが”壊れていく”面白さを見てもらいたい
映像の魔術師と呼ばれるユン・ソクホ監督の「春のワルツ」で主役のジェハに抜擢され、繊細な演技を披露。日本のファンに「王子」と呼ばれるようになったソ・ドヨン。そんな彼が次回作に選んだのはコメディ作。それまでの落ち着いた雰囲気とはがらりと違う、コミカルな演技が話題を呼んだ。
「デビュー当時から、シットコムというジャンルに興味があったんです。お話をいただいたときは、「春のワルツ」のイメージから抜け出したいと思っていたところでしたし…。ほら、ジェハのイメージって、けっこう暗いじゃないですか(笑)」
「春のワルツ」のソ・ドヨンを考えると、少し意外な選択の気がするが……。
「まず、「止められない結婚」を見る前に、「春のワルツ」のイメージを消していただければと思いますね。そうすると、ギベクという男の魅力がストレートに伝わると思います。ギベクは学歴も高く、ジェントルで親孝行な善き息子、善き兄です。そんな彼が、置かれた状況によって、見た目とはまったく違う行動をする。言ってみれば”壊れていく”わけです。そこが演じ手としても面白いところでしたし、彼の魅力だと思っています」
コメディ演技が一番難しいと口にする俳優は多い。また、シットコムではアドリブ演技が要求されることも多いと聞く。難しさを感じることはなかったのだろうか。
「最初は、今まで見せたことがない表情を作るとか、見た目にわかる面白さを表現しようとしていました。でも、それはレベルの低い笑いだった。状況に合った演技をした方が、ストレートに笑いを提供できると知りましたね。また、ジェハという枠を壊せると思って作品に挑んでいたのですが、ほかのキャラクターに比べると、ギベクには制約が多かった。アドリブにもいっぱい挑戦したかったんですが、枠のなかでやるのは難しかったです」
整形外科医という役どころだったため、専門用語などは事前に頭に入れておいた。
「二重まぶたの手術や豊胸手術を求める人に、その手順を説明するという場面で、アドリブで全部説明したことがあります。終わったときは、みんな大歓声でしたよ」
僕はギベクほど女性の気持ちい対して鈍感じゃないですよ
取材が行われたのは9月。撮影が終わってからずいぶん時間が経っているが、撮影のエピソードを話すたびに、笑みを浮かべる。いい現場だったということを感じさせた。
「思い出深いエピソードですか? イ・ジョン君が演じるイベクと魂が入れ替わるシーンです。彼とは同い年ということもあって、すぐに親しくなったのですが、このシーンを演じるときは、ぴったりくっついて、台詞を言っては真似し合っていました。彼の癖を見つけるために、1話からそれまでの彼の出演シーンをおさらいしたり……今でもあのシーンが演じられてよかったと思っています」
イ・ジョンは本業が歌手ということもあって、撮影の合間にはギターを弾いたり、歌を歌ったりしながら、撮影現場を盛り上げてくれたそうだ。そんなイ・ジョンとの話を聞いていたら、突然ソ・ドヨンが「こんなエピソードがあります」と語り出した。
「彼が新しいアルバムを準備していた頃、キム・ドンウク君とイ・ジョン君の車に乗ったんです。そこで今回レコーディングした曲だよと、新曲を聴かせてくれたんです。タイトル曲(シングルカットする曲)だという曲はビートの激しいもので、次がバラードでした。そのバラードを聴いたとき、みんなで「バラードの方がいい! こっちをタイトル曲にしなよ!」って。そうしたら、それがタイトル曲になっていて(笑)。その曲をドラマの中でもイ・ジョン君がピアノを弾きながら歌うんです。かっこいいなって思いました」
序盤は成金セレブ母マルニョン(キム・スミ)以下4人の息子のトンデモな日常が描かれているのだが、徐々にギベクとミホの恋愛もスタート。ミホの恋心にまったく気づかないギベクには多少イライラさせられる。
「僕自身はあんなに鈍感じゃないですよ。それに、ギベクは恋人を喜ばせるためのイベントをことごとく失敗していましたが、僕はイベント好き。ちゃんと準備するので、失敗はしません。って思い出していたら胸が熱くなりました……(苦笑)」
ミホを演じたパク・チェギョンは、撮影が終わったとき「愛する家族と別れ、離婚したような気分」になったそうだ。
「僕もまったく同じ気分でした。離婚っていうより死別したような気分。やっぱり7か月も一緒にいましたから……」
対話が多かった「止められない結婚」の現場に参加したことで、楽しく演じることを学んだ。おかげで心に余裕が生まれたという。
「僕は、たったひとりの人でも感動や幸せを与えることができたら、少々の演技不足でもその俳優には価値があると思うんです。そうなれるように努力していきたいですね」
P52~53 イ・ジェジンインタビュー記事2ページ掲載
ソ・ドヨンについて語っている部分のみご紹介します。
ギベク兄さんはモデル出身じゃないですか。最初は”背が高っ!”って思ったし、クールみ見えるからどうやって近づけばいいか心配もしたんです。でも、一緒にいるうちに、素の部分というか、気さくで面白い部分が見えてきて……。けっこう照れ屋で人間味溢れる人なんです(笑)。
以上