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2019-08

「夜叉」第3話完全日本語版 -- by Camoさま

七牌通り(昼間)


行商人 の声: ここ ・・・・・・はまさにその日照りや !


酒場(昼間)
一群れの行商人らがテーブルに座って行首の話を聞く。


行首: 通って見たら全国が真っ黒にみな焼けとった。
     日照りになって日照りになって・・・
     今年のような日照りは初めてだよ.
        新しい王は徳がないから国民らだけ苦しむしくみさ.

(皿が飛んでくる)

キルチャン: ぶざまな話まき散らしてねえで、。
        ご飯でも召しあがってくてくださいよ~

行首: 調停に忠臣らがみな何処へ行ったかと思ったが、
       酒場にいたんだな。

キルチャン: ふざけながら王様の陰口とは、お前 首が九つにでもなるか?

行商人:  この者! 私たちが誰か知ってるのか?!

行首:やめろ!  ...熱く刀抜くな。

    皆座って。  ...酒母!  ここに酒! あるだけみな出してくれ。

酒母: 全部切らしたよ。  それだけ飲んで帰って。

行首: なに、酒場に酒がないとは?

酒母: 日照りに酒なんか残るかい?  飲む水も足りないってのに。



白禄: 酒母、ここに酒!

酒母: ああ.



行首: ないんだろ? 酒  .

酒母: ... 常連客でね... 預っかってたんだよ。



行商人 : 我慢してりゃ、よくもふざけやがって! 

取り締り人もあやまって・・・頬を打たれるという (一目置く?)
東莱(トンネ)行商人の前でお前は誰を頼りにふざけるか?


(白禄が手をあげて空を示す)



行商人: フッ、天? このきちがいめ!  


(店中 大乱闘)



宮 (昼)


ト・シピョン: 殿下!  兵曹判書 参りました。

王: 入りなさい

(戸が開いてパク・ユンが中に入る)


執務室 (昼間)

(王が文字練習をするが、道具は

紙の代わりに砂を使って、筆の代わりに細くて長い棒を使っていた。

パク・ユン、王に大きい礼をする)



執務室の後(昼間)

(闇中に隠れている一人の男のシルエット)







王: 私邸もなしで兵曹でおやすみになるんですって?

パク・ユン: 一人なのに、からだ累日 所だけあれば良いです。

        把握する仕事も山積しているが、私邸はわずらわしいです。

王: ご意志は分かるが身体悪くしないように留意して下さい。

パク・ユン: はい。 殿下.

王: 故郷で子供たちに文を教えたとのことですね?

    こっちにきて私の文字もちょっと見てもらえますか。


(パク・ユン、席から立って王のそばにくる)

多耳、筆談!

(盗み聴く者がいる、筆談をして!)

王: (文字を書きながら) 
   祈雨祭を上げろと上疏が激しいが、兵判の考えはどうですか?

既為反正功臣所専横、寡人欲正之、以立国紀、願卿尽力相寡人.

(反正功臣に左右される国を正しく立て直そうと思うと力になって下さい。 )



パク・ユン: (書きながら) 
       天(天候)のことをどうして人が分かりましょうか?
       しかし国民らの心情をなだめるのも重要な仕事だから
       急いですることが正しいかと存じます。

臣復王命而来漢城、焼臣之家. ...臣之寿已在殿下之志

(王命を受けて漢陽にくる時、故郷の家を焼いてきました。
私の命はすでに殿下のものです。)



王: (書きながら)
    粛靖門(スクチョンムン)を開放して都城に飲器を入れて、
    宮で保管した余分の水を民家に分ける程度にはならないだろうか?

聞卿之母為左議政所殺、哀哉!

(左議政に母親が殺害されたと聞きました。 痛恨です!)



(頭を下げるパク・ユン)



                   

パク・ユン: 良い考えでいらっしゃいます。
        日照りが終る時まで国民らの軍役を
        先送りして下さればと思います。


伝授密旨於臣者与党臣母之臨終

(密書を持ってきた者が母の最後をみとりました。 )



パク・ユン: (筆談を読む心の声) 
        自らを黒雲剣だと呼んだが、
        殿下が遣わされたのですか?

(王が頷く)

問或其暗殺漢城判尹乎?

(ひょっとして漢城判尹を暗殺したのもその者ですか? )


 然 
(そのとおり) 


王: この頃 わたくしには雨雲が*千軍萬馬よりさらに尊いですよ。

【*千軍萬馬=千人の軍事と万匹の軍馬という意味で, とても多い数の軍事と軍馬を言う言葉】






キバン(昼間)

カヤ琴を習う幼いキーセンたちと、チョンヨンとチヒャン


チョンヨン: カヤ琴は険しい山で苦労して育った桐であるほど色もきれいで音も良い。


(幼いキーセンが紐をうまく結べない)

チョンヨン: (笑) 姉さんも初めにはものすごく失敗したわ。 またやってみよう。

チヒャン: このあまっこら !  臨みながら習ってこそ一度に実らせるんだよ

チョンヨン: 今日はやめよう。 皆もう出ていって。



(幼いキーセンたちが礼をして出て行く)



チヒャン: この頃ひよこらに文を教えてるって?

チョンヨン: 文ですって? 
        自分の名前とご両親の名前をおしえた程度です。

チヒャン: まもなくここを離れる人が子供たちに情を与えてはだめ。

チョンヨン: 続く日照りに朝廷の大臣らが皆謹慎中なのに、

        大監がこういう時期に妾を入れますか?

        日照りが終わればその時が私がここを離れる時でしょう。

チヒャン: 左相大監が人一人はよく見たね



(突然酒母が入ってくる)



酒母: 姉さん...

チヒャン: また、何の用なの?  
       商売をしても私の商売すると飛び出した子が 
       なぜここは頻繁に出たり入ったり!

酒母: 五十両だけ融通してください

チヒャン: また どうして ?

酒母: あばずれらと行商人のやつらが店をみな粉々にしておいて逃げたの.



<時間経過>



チヒャン: あばずれの分際で王様の悪口を言ったと怒る?

酒母: 要するに...  陰では王様もののしるのが人の心なのに...

チヒャン: それで? 

酒母: 争う前に行商人行首が

     お前が誰を信じてこのようにふざけるか尋ねたところ、

     あばずれの親分がこうしたの。 (指で空を示す)





回想. キバン広場(夜、第2話のシーン)

(チョンヨンとチヒャン、チスンの後から広場の覆面刺客を見る。 )



チスン:誰が送ったものなのかだけ話せば首は残してやろう。



(白禄、返事なしに手で空を示す。 彼を見るチョンヨンとチヒャン)




キバン(昼間)

向かい合うチョンヨンとチヒャン...



チョンヨン: ...まさか偶然でしょう...

チヒャン:(酒母を見て) あんた、お金は融通しますけど、
      代わりにすることが少しあるの。



部屋(昼間)

白禄とト・シピョン


白禄: 何ですって?

ト・シピョン: カン・チスン大監が兵曹判書を自分の家へ呼んだ。

         影になって差し障りなくお迎えしろ。

白禄: やめろー!
     母親を殺した刃物でその息子を守れだって?! 

ト・シピョン: 老婆ことをまだ気に留めていたのか?

白禄: 黒雲剣になることにして命をかけた時は、

私は何か素敵な人間になることができた..

そんな*犬白丁ごとなどするとは夢にでも考えたか? 

           【*犬白丁=犬を捕る事を業にする人.、
                   言葉や行動がぞんざいな人を罵る言葉.】

ト・シピョン: 捨 小 取 大 !  

        それにお前は考えもせず判断もするな。

        それが黒雲剣だ !   

 
사소취대(捨小取大)  
【*捨小取大=小さなことを捨てて大きいことを持つこと】 



カン・チスンの家、倉庫(昼間)

国民らに列をたてて米を分ける。

ヒョジュが帳簿を持って中に立って状況を指揮する



母屋 広場(夜)

チスン、広場に降りてきてペッキョルの方げ歩いていく。



チスン: もう一度尋ねるがね。

      パク・ユン母親を殺したのは君ではなかっただろう?

ペッキョル: 私がしたとすれば問題の根元のパク・ユンを切るだろう、

        なぜ何の力もない母親を切りますか? 


左議政 カン・チスン



チスン: うぅむ・・誰か大きい図を持って動いている。

ペッキョル: はい。
        そしてあちら側にはかなりよく訓練された武士もいます。

チスン:. .. 殿下とパク・ユンの単独面談はどうだったのだ?

ペッキョル: 日照り対策を聞いて答えたが特別な言葉はなく、

        簡単な挨拶だけやりとりしました。

        しかし、私が察するには、別に筆談を交わしたようです。

チスン: 筆談だと... それでは私は手談を交わしてみようか? 
      はっはっはは・・


道(夜)

パク・ユンが馬に乗ってゆっくり移動する。

------------------------------------
道(夜)

パク・ユンが馬に乗ってゆっくり移動する。

おつきは奴婢1人だけ.

カン・チスンの家が見える。





門の前(夜)

パク・ユンが近づくとすぐに待っていたヒョジュとソクヂュが挨拶する。



ヒョジュ: いらっしゃいませ。 兵判大監.

パク・ユン: 昼間に左相(左議政)が倉庫を開いて
国民らを救恤(救済)したと聞きました。

ソクヂュ: 賞賛を受けようと思うことでありません。

国民らが苦しい時はいつもしたことですから。

パク・ユン: ふっ、私も 称賛しようという意味ではありませんでした。

国民らが苦ししい時ごとに... このお宅は
常に倉庫がぎっしり埋まっていたという話ですから。




お付きの奴婢(白禄が顔を隠している)


広場、母屋  (夜)

屋根にはムミョンが隠れている


カン・チスンの家、居間(夜)

チスンとパク・ユンが碁を打って話す。

            【*大監=正二品以上の品階を持つ役人への敬称】 


チスン: ほっほほ・・ 果たして! 一寸も退かないで戦われるとは、

殿下が*大監を兵判に任命したことは、天下第一の人事でした。

パク・ユン: (笑) どうでしょうね。
結局 *大監に負けたので誤った人事ではないのですか?

チスン: はっはっは・・!  召し上がられよ

パク・ユン: はい

チスン: 太宗(テジョン)大王が若い時期
 圃隱チョン・モンジュを家に呼んで酒を注いで、
*何如歌を読みましたよ。

パク・ユン: *圃隱(ポウン)先生は丹心歌で答えました。


【*何如歌=高麗末期に第3大王 太宗 (=イ・バンウォン)が作った時調 (詩).
忠臣チョン・モンジュの心を推しはかって懐柔するために作り、チョン・モンジュはこれに高麗に忠誠を確かめる<丹心歌>でうなずく返事をしたという。 】
 【*圃隱=チョン・モンジュの筆名】



チスン: ふっ・・私は李芳遠(イ・バンウォン)とは違います。
      李芳遠はこの国万悪の根源です。
      朝鮮の建国精神がいったい何ですか?





チスン(声): 天才的な一人の判断よりは
         平凡な人多数が考えを集めるのがより良い。


同広場(夜)

外で待っているお付き奴婢(白禄)、



母屋 下(夜)

ムミョンがチスンらの居る建物下に入る 



居間(夜)


チスン: 兵判!  私とともに朝鮮の*儒林政治、神権政治を守りましょう。

      それがまさにポウン先生の丹心歌に
      まともに答えることではありませんか?

                      【*儒林=儒学者の仲間】


隣の部屋(夜)

ペッキョルがチスンの話を聞く


パク・ユン: 大監がイ・バンウォンと違うと申されましたが・・

        私もポウン先生ではありません。

   
パク・ユン(声): 菜園圃に隠れる隠.   
           チョン・モンジュは筆名を通じて菜園に隠れたとしました。
            ・・・・・・


パク・ユン: だが、私は隠れません。


(下でムミョンが動き、その音に気づいたペッキョルが調べに外に出る。)
 

パク・ユン: 汗を流して栽培する民がいる野原、

        寒さに足の爪がへこんだ軍卒がいる辺境、

        党派争いに夫を失って気が触れた未亡人が泣く獄房...

        私パク・ユンは彼らと一緒にいるでしょう。




母屋 下 / 広場(夜)

ムミョン、ペッキョルの動きを感づいて動作を止めて警戒する。
広場の白禄、ペッキョルとムミョンの動きを見る。
ペッキョル、編み笠を被った奴婢(白禄)を一度見る。
のき下を見れば、ムミョンはすでに消えていない。




チスン: 惜しいが もう行かれるとは、見送ってさしあげなさい。


(パク・ユンが門を出て行く) 



ペッキョル: どうなさいましたか?

チスン: 久しぶりに高尚な人を見た。

      ...残念だね...


占い所部屋(夜)

巫女の前にチョンヨンとチヒャンが座っている。


巫女: おかしな子だ.  ほどほどにおいで。
     占いをしばしば見ると不幸な運命が変わるのか?

チヒャン: 変わらないか? (笑)... ところで今日は私でないですよ。

巫女: 私がこんな盲目で人相なんか見れるのかって?

チョンヨン: いえ...

チヒャン: ヨン。 歌一曲歌え。

この方は '声相'.  声で占ってもらえるのだ。


(♪・・・チョンヨンの歌う歌)  ← たぶんメロディはこのOST



道 (夜)

白禄、パク・ユンを乗せる馬を追ってとぼとぼ歩いていく。



パク・ユン: 君のような黒雲剣が何人にもなるか?

白禄: 何人にもならないが大監命を守るくらいにはなります。

パク・ユン: その刃物でどれくらい多くの人を殺したのか?
        いや生かした数字を尋ねるべきか? 

白禄: ... 数えないことにしました。





道 (夜)

白禄とパク・ユン



パク・ユン: せっかく護衛まで受けたが、君らが退屈になったな。

白禄: そうでもありません。
     私がカン大監でも家で血を見ることはできません。
     私ならばここを*善竹橋(ソンジュクギョ)で作ると思いますが。 

【*善竹橋=開城市にある石橋。 高麗末の忠臣チョン・モンジュがイ・ソンゲを見舞い帰ってくる時イ・バンウォンが送ったチョ・ヨンギュなどに殺害された所】


(白禄が気配を感じてパク・ユンの馬を叩いて走り去らせる。)



占い所(夜)

歌を歌うチョンヨン それを聞く巫女。


道(夜)

構える白禄


占い所(夜)

巫女: 日が昇って... 月が浮かび上がって....黒い雲が遮られて......



道 (夜)

白禄に兵士たちが剣で襲い掛かる。



先で捕まったパク・ユンが連れて行かれる。


パク・ユン: ・・・・何なんだ?! 誰の指示だ? 


(パク・ユンが間一髪のところを白禄が救う)




占い所(夜)


巫女: 兄弟が... 刃物を...



道 (夜) 

白禄の後ろにペッキョルが現れる 





(白禄、首に結んでいた布で顔を隠す)

--------------------------------
占い所(夜)

巫女: ... 血が・・



道 (夜)


戦う兄弟

占い所(夜)

巫女: 川のように流れるのだな... アー...



道 (夜)

戦う兄弟

占い所の前(夜)

チヒャンとチョンヨンが出てくる。



チヒャン: ヨン。 お前の運命も山がいくつもできるようだね? 

チョンヨン: ....



チヒャン: ところでどんな男だったの?

       前世に今生... 後生まで三生で縁が続くというその男は?

チョンヨン: ...  姉さんも恋愛したんでしょう?

チヒャン: 誰でも折ることができる道端の花にとって愛なんて...

       純情な男に一度抱かれてみるのが私の願いだ。

       愛?   ・・特に男どもには純情がなくて。

チョンヨン: そうでしょうか....




王宮後苑(昼間)

王が汗を流して祈雨祭を準備
焼き付ける陽射しがカンカン照りつける。


 
キバン チヒャンの部屋 (昼間)

鳥かごの2羽の鳥を見ながら、


チヒャン: かわいそうだこと・・私と同じね

(キーセンが入ってくる)


チヒャン: 酒のテーブルが遅れたの?

キーセン: 違います。

チヒャン: 接待に失敗でも?

キーセン: いいえ。 ただ頑なにチョンヨンを探してます。

チヒャン: 働き手らを呼んで出したらどうなの?

キーセン: すでに呼んでみましたよ。


(白禄がいきなり部屋に入ってくる)



キバン廊下(昼間)

チヒャン: 挨拶が遅れました。 チヒャンが挨拶申し上げます。
       うちの子らが何か粗相でも?

白禄 ・・・ (ため息)

チヒャン: ... ひとまず子供たちに、ちょっと用意させます。

白禄: いや、必要ありません。

チヒャン: おかしな方ですね。 キバンにきて酒も女も必要ないならば。

       なぜいらっしゃいましたか?

白禄: チョンヨンという女がここにいるでしょう?

チヒャン:  そうですねぇ・・ 子供たちが非常に多くて。

白禄: ここに銀子百両を差し上げるから、チョンヨンを私にください。

チヒャン:... 私たちがたとえいやしい身分でも、
       お金で家族を売りはしないです。
       これくらいにして帰って下さいませ。

白禄:  すみません。  
     気分を害するようにしようとしたのではないんだけど。
     私が苦しくて気持ちが焦って。

チヒャン: 手を見ると難しく儲けられたお金のようだが、

       おさがしの花に捧げられれば良いでしょうか?

       男ならばもう少し正しくなされた...  (!)

白禄: すみません。  

     本当に長かったんです。 ヨンを尋ね歩いてから...

     ...生きているとは... そしてここにいるとは...とてもうれしくて。

     いや... 悲しくて...

     血をばらまいて...私の財産全部です....

     私の持つものは何でも差し上げるからヨンを解いてください。

チヒャン:. ..命でも..?

白禄: ヨンと変えることができるならば私のを喜んで差し上げましょう。

チヒャン: ヨンがうらやましいですね。..

       会うようにして差し上げます。



キバン (夜)

チョンヨン、廊下に立っている



白禄(声): チョンヨン。





<時間経過>



白禄: 俺が悪かった...

チョンヨン: ペッキョルのために私捨てたこと...?

白禄: ...みな... 全部みな...

チョンヨン:....


白禄: だが、このように生きてはいけない。

チョンヨン: 何が...

白禄: ...妾に入るって・・



(チョンヨン、白禄の頬を打つ)



チョンヨン: 兄さんに何が分かる?

        兄さんは私をペッキョルと秤にかけて捨てたし...

        ペッキョルは出世と秤にかけて私を捨てた。

        今は私が選択して! ...時間をかけて見るつもりだ。
 
        兄弟の義理がどれくらい大したものなのか...

        その権勢が千年万年行くのか....

        二度と私探さないで...

白禄:  ....チョンヨン.... 俺たち帰ろう.... カプサンへ...

     再び... 再びお前を離れないから...





カン・チスンの家(夜)



広場(夜)

広場にひざまずいて座っているペッキョル.

ソヨンがその姿を見て近づく。


(碁を打っているチスンのシルエット)



ソヨン: お父さま... もうそろそろ許されてもかまわないでしょう。

チスン: ....

ソヨン: お父さま!

ペッキョル: 帰ってください 夫人.

ソヨン: 出ていきます。 この家これ以上息が詰まって生きられません。

     いっそ私とともに出て行って暮らして。

ペッキョル: 夫人!

チスン(声):その方が良くなることもあろうな...

ソヨン:もう*兎食狗烹するということですか?

チスン: 言葉が適切でないぞ... ウサギ狩りでも正しくするべき兎死狗烹であって。

蜂の巣だけ触ってきたので... もう蜂の群れが犬主人に飛び掛るようになった...


토사구팽(兎死狗烹)
必要な時は使って必要ない時は捨てる場合を言う言葉.*


ペッキョル: 申し訳ありません。 いかなる罰でも受けるから...

大監のそばにおいて下さい。

チスン: あやつら... ひとりでも捕らえてみろ。

それまでにはわが家に踏み込もうとも思うな。


【*兎死狗烹=ウサギが死ねばウサギを捕まえた猟犬も必要なくなって主人にゆでて受け入れられることになるという意味から】


-----------------------------------------
チョモルキバン (夜)

暴飲をしているペッキョル



チヒャン: 誰が私たちのペッ校尉様の中をひっくり返しておいたのだろうか?

ペッキョル: ...ヨン...ヨン・・ちょっと呼んでくれることができるか...

チヒャン: チョンヨンですか?  左相大監が選別したヨンのことですか?

ペッキョル:..ア、いや... いいんだ...

ひょっとして... あの日大監を暗殺しようとした者らを聞いたことがあったでしょう?

チヒャン: ホホゥ.. 口だけでですか?

ペッキョル: あるという意か?

チヒャン: 確実分はしないが.... ちょっと注目する者があることはありますね。

ペッキョル: それが誰だ?... 私の恩返しは固くするよ...






居酒屋(夜)


酒母のそばに立っているペッキョル...



酒母:(白禄を示して) あの者です。 行商人団と戦った人が...




白禄に行くペッキョル... 向かい側に座ると杯に酒を注いで飲む。



白禄: どういうことなの?

ペッキョル:兄、刺客なの? うちの大監殺そうとした...

白禄:(フフッと) それで捉えにきたの?

ペッキョル: そうしたいよ。  でも証拠で豚捕まえる刃物が出てくるだろうし...




白禄: チョンヨンが去ったんでなくて...お前がチョンヨンが捨てただろう?

ペッキョル: 会ったか?

白禄: なぜ嘘をついた?

ペッキョル: それが重要か? 今が問題だろ.

白禄: 悪いやつめ...!



白禄、ペッキョルにげんこつをのびるが、げんこつを簡単に捉えてしまうペッキョル.



ペッキョル:刺客げんこつ手並みがこの程度ならとても似合わないだろう。..



ペッキョル出ていく



宮廷の望楼(夜)

パク・ユン、副官1人と共に空を観測する。

簡儀と日星定時儀のような大小観測道具を上手に扱う。

別棟別が落ちる。



パク・ユン: もう まもなく雨雲を見ることができるだろう。



副官が何の意味かわからなくて尋ねようとするが、

遠くから急に軍卒1人が駆け付ける。



軍卒: 大監様! 嶺南(ヨンナム)観察使から*擺撥です。

【*擺撥=公文書を急に送るために設置した駅伝/飛脚/早馬.】



宮廷廊下(夜)

内侍の案内を受けて歩いていくパク・ユン.


軍卒の声: 釜山で反乱が起きたとのことです。



王の執務室(夜)

王とカン・チスンが向かい合って座って長計を読む。

色々な官庁で上がってきた各種長計らを都市平易そばで整理して二人に渡している。

ドアが開いてパク・ユンが入ってきて挨拶して座る。

内侍の声: 殿下、ユン兵曹判書がお見えになりました。

王:(おじけづいたように) 反乱軍の怪獣に呼応する軍事が数万というけれど。

左相大監. 大変なことではないですか? 

チスン:殿下. 最初報告は本来正確になるのが大変です。

他の*状啓には数百だと見たものもあります。

パク・ユン: 問題は民心です。 そうでなくても日照りに疲れていて、

国民らの中で附和雷同する者が出てきます。


부화뇌동(附和雷同)
自分の考えや主張なしに他人の意見に同調する言葉

状啓=
王命を受けて地方に出ている臣下が自分の官下の重要事を王に報告した事や文書.



チスン: そうです。 漢陽(ハニャン)まで上がってくる前に最初に芽をつむべきです。

パク・ユン: 左相大監お言葉が百回正しいです。

強力な先鋒部隊が行って一撃に押し倒さなければなりません。

...そして殿下と左相大監に折り入って申し上げる言葉があります。



チスン: ・・

王: ・・





廊下(夜)

礼判をはじめとする大臣らが次から次へ到着するか、

ト・シピョンと内侍らが遮って立って出入りを止める。


大臣1: ほほお、入れないではないか!

礼判: 一時が急な今、*領相の大監まで 入ってこれないようにする理由は何だ?

ト・シピョン: 恐れ入ります。 私たちは殿下の命に従うだけです。

【*領相=領議政(朝鮮時代 議政府の最高官職).】


がやがや言う大臣ら.

ト・シピョンも緊張して顔色が青白い。



執務室(夜)

王、チスン、パク・ユンがみなぎる緊張感中に言葉なしに座っている。



パク・ユン: .国がひっくり返されれば王も臣下もありません。

はやく勇断を下して下さい...!



王、チスン... きっ抗した視線でにらむ。



空 (夜)




反物屋の中

入ってくるペッキョルと兵士たち...

黒雲剣たち: 何だ?! 誰だ?







ペッキョル: お前らが黒雲剣か?

素直に従えば生きれるものを....



森空地(夜)

白禄がムミョンを助けたままあたふたと駆け付ければ...

キルチャンとペプンも負傷したまま歩いてくる。



白禄: どうなった?

キルチャン: お前が分からないのに俺たちがなんで分かる!

誰かが 俺らの住みかを全部把握して攻め込んだんだ!

裏切り者がいるぞ

ムミョン: ここも把握されてるんだ! はやく逃げなければ....



白禄: 包囲してきている...  散って包囲網を突き抜けて南側で会うんだ...

生きて会おう...




向かって走って行く白禄


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コメント

捨小取大

昔、兄弟げんかでよく使いました、小異を捨てて、大同に就け・・なんて
時代劇かなんかで流行ったりしたのかしら・・・・

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2006年、NHKBS2で放送された「春のワルツ」を見て、ソ・ドヨンさんの魅力に撃沈しました!

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